このFAQと品質維持基準のおかげで、納入業者はOSSを利用できるし、「いけてるUI作りました」も成果になるし、そのUIをオープンソース化することもできるし、なんなら公務員側が直接手を出すこともできるし、さらに言うと、イケてるOSS開発者だけど経営として傾いている人を雇うことも可能。

@o_ob

たとえば「暗号鍵を作るOpenSSHにちょっと使いやすくするためのUIを付け足すような仕事」だったとしても、今までだと、どこまでが業者の仕事なのか、明確でない面もあったと思います。謎の未検証技術をわざわざ盛り込んだり、既存技術(特許かどうか不明、OSSで利用できる)を回避する必要すらあった。

@o_ob

以下私見ですが、いちばんOSS導入が難しそうな国防総省がこれに取り組む事の意義は大きいですね。 日本で言うと、大手ベンダーとか、もしくはそれ以下の専門業者が作った「ソフトウェア部品」を「何でもかんでも秘密」としてくるコストが大きく、品質維持や客観的な検証が難しい。

@o_ob

第二に、国防総省のシステムのために開発されたコードの不用意な共有は、重要な技術革新を開示することによって敵対者を利する可能性がある。このリスクは、モジュラー・オープン・システム・アプローチ(MOSA)により管理され、システムは以下のことを可能にする。

@o_ob

この懸念は、OSSのための慎重なサプライチェーンリスク管理(SCRM)アプローチを必要とし、SCRMとサイバー脅威テストについて他の製品と同様の厳格な基準を満たす必要がある。

@o_ob